恋は私たちをかき乱して、そのままではいさせてくれない。自分では制御できないときめき、焦燥、疾走感。この漫画は、そんなみずみずしい感情を、ページをめくるたびにダイレクトに感じさせてくれる。……恋っていいものだなぁ。私もこんなまっすぐな恋をし… ...
夕希と朝加は、幼なじみで、大親友同士。ところがある日、恋愛に興味がなかったはずの朝加が、特に好意を抱いていない男子から告白される。そのうえ、「付き合うことは自身の成長につながる」とまで言われた朝加は、「経験のために付き合ってみる」と言い出すのだ。親友 ...
たとえ少しの時間であっても、一緒に暮らしたペットはかけがえのない家族だ。天国へ旅立ち、肉体が自分のそばからいなくなったとしても、家族である飼い主はその子の幸せを願い続ける。 現役看護師でもある著者・中山有香里さんが描いた『天国での暮らし… ...
なにげない日常は、当たり前に続くように思える。だが、大切な人と過ごせる時間には限りがある。その尊さを、自分はどれほど分かっているのだろうか――。『ずっと一緒にいられたら』(小菊えりか/KADOKAWA)は、そんな気づきを授けるコミックエッセイだ。 … ...
子どもが生まれると毎日は驚くほど忙しくなる。家事と育児に追われて自分のことはつい後回しに。そして気が付くと前ほど服やメイクに気を使わなくなっていた。『女はいつまで女ですか? 莉子の結論』(上野りゅうじん/KADOKAWA)は、そんな自分は夫から女… ...
SNSで超話題!新進気鋭のクリエイター・おけべち氏(@okbechi)によるオリジナル連載が開幕!コーヒーが苦手な男・おけべち。彼が趣味にしたのは、なんと「苦手なはずのコーヒー」だった。苦手なコーヒーをわかるため、あれやこれやと思考した記録をつづりま ...
「人間も、死んだら溶けるんだなぁ」――注目の新人作家・朝宮夕さんの新刊『海月の骨』(講談社)は、ちょっと間延びしたなかなか怖いセリフで始まる。 舞台は生ぬるい空気と鼻を抉るような臭気で満たされた、薄暗い1Kの部屋。ここは50代男性が孤独死し、1ヶ… ...
土砂崩れに見舞われ、完全に孤立した山奥の研究所。実験室に閉じ込められたふたり。もし、彼女たちの身に危険が迫っているのなら、すぐにでも助け出さなければならない。だが、彼女たちが閉じ込められた部屋の周囲には硫化水素が立ち込め、扉を開ければ、… ...
『 私の代わりに、誰かが復讐している モンスター ...
口裂け女、トイレの花子さん、ノストラダムスの大予言、赤い部屋──。怪しい空気をまとった都市伝説には、不思議と人を惹きつける力がある。日常と地続きの身近さ、半分疑いながらも完全には否定しきれない信憑性。恐怖を分け合いたいという気持ちもあって… ...
『炎陽を撃て』(上田早夕里/双葉社)は、終戦から2年後の中国を舞台に、激しい望郷の念を胸に、特殊任務に就いた男たちの熾烈な戦いを描いた戦争小説である。 1947年中国山西省。軍曹である加藤道雄(かとう・みちお)は、中国山西省にある国民党軍が管理… ...
幼い頃に一緒に過ごした動物の記憶は、大人になっても心の奥に残り続ける。楽しかったこと、寂しい時にそばにいてくれたこと、そして、いつか必ず訪れる別れ。ペットと暮らすことは、かわいさや癒やしだけでなく、命について考える時間をもらうことでもあ… ...